お金持ちが必ずやっている行動とは?(お金の授業part4)
今回で最終回 ロジオ特別企画 「お金の授業part4」
最終回でも今まで役立つ情報を沢山提供して頂いた鈴木大輔さんにお話を聞きたいと思います!よろしくお願いします!
Q:ずばり!お金に困らないために何をすればいいですか?
A:ずっとお金に困らない人、つまりお金持ちが必ずやっている事があります。
それは常に”資産”となるものにお金を払っていると言う事です。
Q:よくわかりません。どういうことでしょうか?
A:わかりやすく言えば、彼らは価値が下がらないもの、価値は変わらないのに価格が下がったものにお金を使います。
つまり”消費” や ”浪費”はせず常に ”投資” をしているんです。
最近の身近な例で言うと、マスクや消毒ジェルが高騰しましたね。
通常時は1枚10円で買えていたのに、もっとも高騰した時は1枚100円になっていました。短期間で10倍です。しかし、その価格で買う人がいるので成り立ちます。
このように物の価格は需要と供給で決まるので高騰することもあれば、急落する事もあります。
では、高騰したマスクを買った人は、お金持ちの人でしょうか?
いいえ、真のお金持ちは買っていないはずです。
彼らは、常に「価値が下がらないもの、価値は変わらないのに価格が下がったもの」を買っています。そしてそれが今後、値上がりする事を狙っています。
今回のコロナ騒動で世の中に絶対に必要で価値は変わっていないのに価格が急落したものがあります。それが株や投資信託です。
Q:株式投資ですか?損しそうでむずかしそうで怖いです。
A:そうですね。まだまだ大負けしそうというイメージを持った方は多いですが正しく学べば、リスクの管理もできるので安全に資産運用ができます。
また今ではスマホ一つで証券口座を開いて、100円から投資をする事ができるようになったのでだいぶ敷居が低くなっています。
今のような暴落時は、貯金よりも遥かに有利な運用方法ができますのでおすすめです。
その理由は、
・コロナ禍によって本来の価値以下に暴落した銘柄が沢山ある
・普通預金に比べて金利が非常に高い
・NISAやIDECO、分離課税制度といった国の税制が優遇されている
・世界の経済成長に乗れる
などが挙げられます。
長くなるので簡単に説明しますが、まず新型コロナ感染症によって今回、株価はリーマンショック以上の大暴落をしました。
あまりに大きな下落だったため、本来そこまで下がる必要のない銘柄まで大きく価格を落としています。
今は少し戻しましたがまだバーゲンセール状態と言えます。
また、普通預金は0.001%しか金利が付きませんが、配当や株主優待を活用すればリスクを抑えながら利回り5%超も可能です。
例えば、10万円分の株を買っていれば毎年何もせず5,000円もらえる状態になります。
でも普通預金の場合、100円しかもらえません。ATM出金手数料で無くなりますね。
さらにNISAやIDECOなどを利用すれば、利益に対して非課税になります。利用しなくても分離課税で20%以上の課税はされません。
つまり、現在は税率を優遇して国が投資する事を後押ししてくれているんです。
そして最後に、日本はこれから少子高齢化が本格的に進みますが、世界の人口はどんどん増えてそれに伴い経済も成長します。
株式投資をするという事は、高成長を見込める企業の値上がり益や配当を得る権利を買う事と同じです。そういった企業の株に投資をする事で自分の資産も増やし、守っていく事につながります。
このような理由から、
これからは貯金や保険だけでなく、投資も意識してライフプランを考えるべき時代に突入していると言えます。
もちろん投資なのでリスクは無いとは言えませんが、検討をおすすめしています。
なるほど!全4回にわたり貴重なお話、ありがとうございました!
【協力】
家計のサポートセンター
代表FP 鈴木大輔