コロナ禍のリアルなお金の話(お金の授業part1)

ネタ・雑学

お金の悩みってなかなか人に言いづらいですよね?でも今、コロナ禍によって本当に困っている人が多いんです。

そういった実情やニーズを踏まえ、今回、お金のプロとして浜松市FM Haro!にも出演されている
家計のサポートセンターの鈴木大輔さんにお話を聞きました。

コロナ禍による経済低迷が叫ばれる中、お金に困っていけど、誰に相談したらわからない。
そんな方へ向けてお金にまつわるお悩みやアドバイスを「お金の授業」と題してシリーズ化していきます。

それでは早速、質問しました!

Q:お金に困った時(困りそうな時)にまず何をするべきですか?

A:まずは、公的支援制度の利用ができるか検討しましょう。

コロナ禍の影響で給付金や補助金などの公的支援制度が目まぐるしく変更されています。
現在、利用可能な公的支援がないかまず相談するべきです。

お金に余裕が無くなると焦りから、こころの余裕も無くなってしまい、テレビCMなど目の付きやすい高金利の消費者金融やカードローンを安易に利用してしまうケースが多いです。

そういったサービスが悪いとは言いませんが、とにかく金利が高い。
利用者にとって不利です。なのでもっと安く資金を確保できる方法を検討します。

利用する前にあらゆる手段を比較検討しましょう。

例えば現在だと、、、

●緊急小口資金(特例貸付)

各市区町村の社会福祉協議会、または労働金庫が窓口
個人事業主で20万円、その他の場合で10万円を上限に無利子・保証人不要で借りられる。

●総合支援資金(特例給付)

各市区町村の社会福祉協議会が窓口
2人以上の世帯でつき20万円、単身世帯で月15万円を上限とし、原則3ヶ月以内の貸付が受けられる。

●住宅確保給付金

自治体ごとに設けている自立相談支援期間が窓口
家賃の支払いが困難になった人に、原則3ヶ月間(最長9ヶ月間)家賃を支給してもらえる制度。

などの利用検討してみる事ができます。(2020.5.20現在)

これらの制度は無利子・保証人不要で利用できるので非常に有利です。
しかも緊急事態なので審査や振り込みも早いです。

冷静になるためにも一度、誰かに相談する事が大切ですよ。

Q:誰に相談するべきですか?

A:家族に相談するのが一番ですが、事情があってできない人が多いのも現実。
なのでまずは役所の人に相談してみる事をお勧めします。

ただ今に限って言うと、対応に時間がかかるかもしれません。

その場合、近くのFPやお金にまつわる専門家の無料相談を利用するのも良いです。

とにかく大切な事は、

・まず公的支援の利用を考える
・信頼できる人に相談する

この2つを忘れないでください。

 

【協力】
家計のサポートセンター
代表FP 鈴木大輔

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