お金のプロに聞いたイザという時の貯金って、いくら必要?【お金の授業part3】
私達の生活に切っても切り離せないお金に関する問題
特に今は新型コロナ感染症により多くの方がお金に困っています。
そこで少しでも役立つ情報をお届けすべく始まったロジオ緊急企画「お金の授業」今回はpart3です!
今回のお題は、
「怪我や失業など予期せぬ事態に対応するために必要な貯金額はいくらなのか?」
前回同様、約10年間にわたり浜松市でお金の専門家として企業講演やコンサル活動されてきたお金のサポートセンター代表 鈴木大輔さんにお話をくわしく聞きました。
それでは参りましょう!どうぞ!
Q:今回のような不測の事態に備えるためにずばり貯金はいくらあればいいのでしょうか?
A:通常、生活費の6~12ヶ月分は確保しておくべきです。
今回のような緊急時のための貯金の事を私達ファイナンシャルプランナーの世界では、
「緊急予備資金」という言い方をしています。
例えば、生活費が月30万円の人は、最低でも30万円×6ヶ月=180万円の緊急予備資金を確保したいです。
Q:緊急予備資金は収入の6〜12ヶ月分必要って事ですか??
A:いえ、収入ではなく純粋な生活費です。手取りの収入-貯金という計算で出します。
緊急予備資金は、
・いつでも下ろせるところに預けておく(保険や投資に回さない)
・住宅ローンを組む時に、最低この金額は手元に残しておく
・貯金がこれを下回った時に何かあったら危ないと緊張感を持つ
ように意識して手元に置いておきます。
もし、1〜2ヶ月後には使えるお金が無くなってしまうという方は、
日々の生活費自体を減らす努力はもちろん、融資の検討など急いで行動しなければいけません。
ここは注意点含めて「お金の授業part1」で詳しく説明させて頂いてます。
感染症の拡大という今回のケースは、戦後経験した事がありませんし怪我や病気と違い、保険も適応されません。
今、困っている人は本当にたくさんいます。
とにかく身動きが取れなくなる前に行動する事をおすすめします。
わかりました。鈴木さん本日もありがとうございました!
【協力】
家計のサポートセンター
代表FP 鈴木大輔
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