静岡県内の新型コロナ陽性患者について
ネタ・雑学
静岡県でもコロナウイルスの陽性患者さんがじわじわと増えてきました。
本記事執筆時点(4月28日)で静岡県内で67名 掛川市内で5名となっています。
ほんの3ヶ月前まで中国のどこか遠いところで大変な事が起こっているんだなという雰囲気でしたが、
今となっては、
どこらへんに住んでいる人なのか!?
あのスーパーを利用したらしい!
勤めている会社はどこ?
とネット上で色々な憶測が流れて大変な事態になっています。
今は本当に大変な事態になっているので、無理もありません。
ただ気になったのは、陽性だった人を責めるようなコメントが見られる事。
陽性=悪 のような雰囲気ができてしまうと感染をさらに拡大させる要因になりかねません。
今となっては感染の可能性は誰にでもあります。
そこで陽性者に対する差別や偏見などが広がると、
感染してしまった人はそれまでの行動履歴を隠すようになるかもしれません。
軽い熱や病状が出ても、そのまま生活してしまうかもしれません。
なぜなら、感染の疑いをかけられると責められるから。
そして、
感染経路が調査できなくなり追えなくなります。
感染対策ができなくなります。
今、静岡県は感染を追えるかどうかギリギリのポイントです。
今は陽性患者が出たら、その行動を責める前に、
その人の健康を気遣う優しさが必要なのかなと思います。
仮に感染リスクの高い行動をして感染してしまったという失敗を犯しても、
その失敗を隠し続ければ同じ事が起こります。
しかし、その失敗を素直に認めて、その失敗から学び行動を変える事ができれば、
同じ失敗は起こらなくなります。
陽性患者さんを責めるという行為は、失敗から学べなくなる事と同じだと思いませんか?
早く収束させる為にも陽性の患者さんを責め立てる事や差別はやめましょう!
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