新型コロナウイルスから子供たちを守ろう!

知識

国立成育医療研究センターから新型コロナウイルス感染症による子どもの外出自粛の影響について発表がありました。

国立成育医療研究センター

全国の子供たちが感染の急拡大によって突然、
学校が休校になり、
友達と会えなくなり、
卒業式や入学式などのイベントが中止になり、
外に遊びに行けなくなり

子供たちの生活は大きく変わりました。

今、緊急事態宣言が長期化すればするほど子どもたちへの影響が深刻になる事が危惧されています。
なので、普段以上に注意深く子どものケアをしてあげる必要があります。

いつもと違うこんな症状が出たら要注意

■からだの症状

・頭が痛い
・お腹が痛い
・眠れない

■行動面の変化

・落ち着きがない
・食欲が増えるor減る
・いつよもよりよくしゃべる
・よく泣く
・しがみついて離れない
・言動が幼い
・夜尿・おもらし
・わがままになる
・遊びの中で繰り返し今起こっていることを再現

実際の小学生以下の子どもを持つ全国の保護者307名を対象としたアンケート調査でも


アクトインディ株式会社(調査期間:2020年4月6日~2020年4月13日)

多くの親御さんが子供にストレス症状が出ていると回答しています。

子どもの頃に感じたストレスは、脳に長期的な悪影響があるという研究結果もあるので丁寧に対応してあげたいですね。

国立成育医療研究センターが提唱する具体的な対処方法は、

(1)子供に状況をわかりやすく説明する

・正しい情報をごまかさず正直に。
・その子の年齢に合った言葉で。
・誰かのせいではなく、目に見えないウイルスのせいであることを伝える…など。

(2)安心と安全を保証

・日常を維持する(いつもと同じ時間に起きる、規則正しく食事をとる、など)。
・家で留守番をするとき、感染予防の約束などを子供と一緒に考える。
・離れていても定期的にコミュニケーションをとる。

(3)子供の気持ちを聴く

・子供の話を聴く前には、どんな気持ちでもふたをせずに気付けるように手助けする。
どんな気持ちでも伝えて良いことを伝える。
・話し始めたら、否定せず受け止める。受け止めたことを伝える。
つらくても子供なりにがんばってることを認め、褒める。

(4)子供と一緒に予定を立てる

・一緒に風呂掃除するなど子供のできそうな手伝いを一緒に考える。
・思春期の子供にはプライベートな時間・空間を保証する。

(5)親子でできるアクティビティを取り入れる

・ラジオ体操、ストレッチなどで体を動かす。
・ゲーム、粘土、お絵かきなど室内で遊ぶ。

(6)人との絆を大切にすること

・園や学校の友達や先生、祖父母やいとこなどの親戚、部活の仲間などつながりを意識する。
・子供自身が電話やメール、SNSなどで連絡が取れるようにする。

などがあります。

特に大切なのは子どもの話をしっかりと聴いてあげる事、
まっすぐ傾聴してあげる事で子どもの自己肯定感を高めてあげる事ができます。

狭い家の中で唯一の絶対的存在である親が、
自分のせいでイライラしている。または邪気にされていると子供が感じてしまったら大きな心の傷になります。

今は非常事態です。とにかくほめてあげてください。

存在を認めてあげることが大切です。

しかし親も人間です。
わかっているけどどうしてもイライラしてしまうこともあります。

目に見えない感染リスクを感じ、狭い空間にずっと子どもと一緒、
突然、強いられた慣れない生活をストレスを感じるのは当然です。

そんな時はひとの少ない公園に行きましょう。
ソーシャルディスタンスを保てれば感染リスクはありません。

春の陽気の中、自然の中を歩くだけでも気分転換になります。

新型コロナウイルスは自分で移動ができません。
各自がしっかりと感染予防対策を行い、ルールを守れば必ず収束します。

力をあわせて乗り切りましょう!

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【親子で楽しむ!!公園スポット】豊沢の丘公園(袋井)

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